ガイド一覧へ戻る出版ワークフロー · 2026-09-09

KDP本文の判型・塗り足し・余白を整える方法

KDP向け本文を準備するときは、判型、塗り足し、外側余白、ノド側余白を別々の役割として考えると混乱が減ります。ページ端まで背景や絵柄を置くか、見開きで重要要素が綴じ側へ寄りすぎないかを先に判断し、選んだ仕様を全ページで統一する流れを説明します。

先に答えを確認

まずKDPで選ぶ判型を決め、ページ端まで絵柄が届く本文なら塗り足しあり、白い余白の内側で完結する本文なら塗り足しなしを検討します。重要な文字や線画は断裁線から離し、ノド側にはページ数に応じた余白を確保します。最終寸法はKDPの最新ヘルプとテンプレートで確認してください。

判型と塗り足しの有無を先に決める

判型は断裁後に残るページの幅と高さです。制作途中で変更すると画像の比率、文字サイズ、余白、ページ構成へ連鎖的に影響するため、本文を組む前に確定します。

写真、背景色、線画がページ端まで届くデザインでは、断裁の微小なずれで白い線が出ないよう塗り足しが必要です。端に何も置かないページでも、本全体の本文設定は一貫させます。

  1. 販売先で使う判型候補を確認します。
  2. ページ端まで絵柄が届くか判断します。
  3. 塗り足し設定を全ページで統一します。

安全な余白とノド側余白を設計

余白は単なる空白ではなく、断裁で重要要素が欠けることを防ぎ、読みやすいページを作るための領域です。ページ番号や小さな文字も端へ寄せすぎないようにします。

綴じ側のノド側余白は、ページ数が増えるほど意識が必要です。文字やぬりえの主要部分が内側へ沈まないよう、左右ページでミラー配置を使い、見開きでも確認します。

PDF書き出しとプレビューで検査

本文PDFを書き出したら、PDFのページ寸法が選んだ設定と一致するか、全ページの向きが揃っているかを確認します。意図しないトンボや余分な白ページも点検します。

KDPのプレビューや校正手段では、断裁境界、余白警告、見開きの位置、線や文字の可読性を確認します。警告がないことだけに頼らず、実際の読者の持ち方も想像して見直します。

よくある質問

塗り足しありとなしを同じ本文で混在できますか?

本文ファイルは一貫したページ設定で準備するのが基本です。一部でも端まで絵柄が届く場合は、利用先の仕様に従って全体設定を決めてください。

ノド側余白は左右で同じ位置ですか?

綴じ側は左右ページで反対になります。組版ソフトの見開きまたはミラー余白を使い、偶数・奇数ページの内側を確認します。

KDPの数値をどこで確定すべきですか?

判型、ページ数、用紙、塗り足しの選択後に、KDPの最新ヘルプ、計算ツール、テンプレートで確認してください。

関連ツールで確認する

判型、用紙、本文画像を設定し、確認用の本文PDFと表紙テンプレートを作成します。

本文を準備 プライバシー